六分間
英米大学の研究で、読書の有用性が明らかになっています。朝読書を行っている私学さんも多いのですが、国語以外の教科にも効果が出ているという話をたくさん聞いていましたので、やはりという感覚です。
①集中力UP
②共感力が育つ
読書を通じて異文化への理解が深まり、共感する能力が育つそうです。英語が喋れても、この共感力がないと実際にコミュニケーションは成り立ちません。国語教師という立場からも、母国語を軽視したらあるレベルから行き詰ります。
③脳内活性化
文章から得られる情報からイメージを描く時に、記憶や経験をたぐり寄せるため我々は脳の様々な領域を起動し、新たな神経経路を構築しているそうです。この働きは、テレビやコンピューターゲームをプレイしている時には起こりません。
④ストレス軽減
サセックス大の調査は、6分間の読書が下げるストレスレベルは、音楽を聴いたり散歩に出掛けて発散する際の66%以上も効果的であることが判っています。