論理で子どもを追い詰めない。
親子関係は、力関係では経済的にも体力的にも親が優位なのが小学生時代です。(中学・高校になると体力的には子どもの方が強くなるので、親子喧嘩がエスカレートするか、親の方が遠慮するかのどちらかの選択になる傾向があります)
さらに語彙力がある親の方が、口喧嘩にも強いので、どうしても子どもの言い分を「論破」してしまいがちです。
夫婦喧嘩を例にとって、「論理(ロジック)で追い詰める」ことの危険性をお伝えします。
パートナーが怒っている時に、
「いま怒っている理由、3つ挙げてくれる?」
「つまり、結論は何?」
「じゃあ問題の所在を整理するとね・・・」
火に油を注ぐ事態になるのは、明らかです。
私は、夜に家族間で深刻な話をしないようにすると講演会などで伝え続けてきました。「論理(ロジック)」を使って仕事をする時が多いので、そのスイッチが切り替わらないままに、家族での会話を行ってしまうと、本来なら情緒を大切にしなくてはいけないコミニケーションに齟齬が出てきてしまうことがあります。


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