鍋島(佐賀)藩主、鍋島直茂の言葉をご紹介します。
「勝ち戦のときは、褒美をたくさん与えるのが良い」
では負け戦のときはどうすれば良いでしょうか?
「負け戦のときは、<優しいことば>をかけるほうが効果がある。お前たちは何をやっていたんだ!と責任を問い詰めるようなことをしないことだ。今日はうまくいかなかったな、今度は一緒に勝つ方法を考えよう、皆、よくやったというようなことをいえば、部下たちも発奮するに違いない」
模試の成績は、必ず上下します。
大事なのは、成績が下がったときどうするか?です。
さらに、直茂はこんな言葉も残しています。
「佐賀の軍勢は、実戦に役立たない。歩いている武士たちが、皆、うつむいている。下ばかり見ている。あれでは合戦に出ても、状況判断ができない。敵の勢いにはじめから飲まれている。もっと顔をあげて歩くように仕向けろ」
