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貢献度の過大視

山名裕子さんというカウンセラーのお話

私はカウンセラーとして夫婦間のカウンセリングを行なっているのですが、「自分はかなり家事を負担している」という不満を抱えている人は少なくありません、しかし、家事の分担割合を客観的に見ると、パートナーも家事をしっかり担当している・・ということも多々あります。往々にして、人は自分貢献度や働きを過大評価しがちな生き物なのです。

認知バイアス

この自分自身の貢献度を過大評価してしまう認知の歪みは、心理学の世界で「貢献度の過大視」と呼ばれています。認知バイアスとして認定されるくらいですから、自分の方が多く働いているいること感じること自体はそれほどおかしなことではありません。こうしたバイアスから抜け出すためには、認知バイアスがかかっているかもしれないと、つまり自分自身を疑ってみること、つまり客観視をすることが認知バイアスから脱却する第一歩です。

中学受験の伴走

私は、伴走という言葉はあまり好きではありません。ただでさえ忙しい毎日の中に、中学受験の手伝いについて親が多くのエネルギーをかけなくてはいけない状況が、絶対に必要だとは思っていないからです。ただし、「父親(母親)は、子育てを何もやってくれない!」と感じた時に、上記のことを知っておくと良いこともあるのでは?と感じています。

black woman taking offense of boyfriend
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