1000を超える資格をとった「資格王」鈴木秀明さんの話が示唆に富んでいる。
「新しいことを学ぶことは本来楽しいことであるはずです。しかし、学生時代、そして塾などの勉強では、「周りと比較される」「親や先生から強制される」「興味を持てない科目も勉強しないといけない」など、学びそのものとはネガティブな要素を経験したことがあるせいで、勉強に対して意欲が湧かなくなったという方も多いのではないでしょうか?
しかし、大人になってからの勉強は、自分が興味のあることを自分のペースで学べばいいのです。また、資格試験の合格ラインは一般的に満点の6〜7割程度です。そのラインを越えればいいだけであって、満点や高得点を取る必要はありません。」
塾での相対的な評価を気にせずに、自分のペースで学習し、合格ラインを超える(中学入試の合格ラインと同じ)ことのみに集中する。私の考える中学受験の理想像にかなり近いものを感じました。
