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中学受験国語専門塾です

質問内容で受験生度がわかる

解けない、わからない問題があった時に、すぐに先生や親に聞くのではなく、まずは自分なりに解説を読んだり、ネットなどで動画を探したりするということは大事なことです。

算数の分からないところをいつもお父さんに聞いている教え子がいましたが、お父さんが「これは教えている自分の学力がどんどん上がっているだけで、子どもは楽をしているだけだな。受験の時も俺が受けにいくしかないな笑」とお話しいただいたことがあります。分からないことは、まずは「自分でやれることはやってみる」という姿勢が前提です。

その上での話となりますが、受験というのは「いつまでに、何を、どれぐらい」という明確なゴールが決まっているのが特徴です。質問内容というのは、何も問題の解き方を教えてもらうということだけではありません。受験までの戦略や戦術を聞けるようになったら一流です。(例)「私の受ける○○中の算数は、どの単元がよく出ますか?」「残り○ヶ月しかありませんが、僕はどの教科を優先した方が良いですか?」「いつも記述問題に時間がかかっているんのですが、この問題だったら何分ぐらいでできると良いですか?」などという質問が出てきたら一流です。しかも、受験が我が事となっている証拠だと思います。

「人から教えてもらうことは恥ずかしいことではない」というのは学びの大前提です。そして、質問の内容も成長していくのだという視点でお子様をご覧ください。

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