心=メンタル面
技=学力面
体=体調面
の3つの三角形がきれいな正三角形のときに、最高の結果が生まれます。私は、体が一番重要だと思いますので、引き続き睡眠時間と食事、うがい手洗いを頑張りましょう。
心=メンタル面について
①その日の予定をすべてリストアップして、済んだものはマーカーなどで塗りつぶす。そうすれば、ひとつの勉強が片付くたびに自分の成果を確認できます。その都度、達成感を取り戻すことでモチベーションが高まることになります。見えるところに大きなカレンダーを貼ることもいいでしょう。
②今まで良かったときの模試や賞状をもらった模試、過去問などを目に見えるところにおいて自分を励まします。そのときの誇らしげな気持ちを思い出すと、「よーし、頑張ろう」という気持ちになるのです。(わが子や家族の写真を見ては「もう一度頑張るか」とご家族も気持ちを高めましょう)
③自分自身に言い逃れのできない状況をつくってしまう方法もあります。目標や機嫌を相手や周りに宣言してしまうのです。人間は自分との約束はつい甘えてしまい、破ってしまいますが、他人との約束には、「破ってはいけない」というプレッシャーを感じます。そのプレッシャーが勉強へのモチベーションを高めてくれるのです。
④自分を嫌ったらすべてのモチベーションが消えます。山登りをしているとき、息を切らして休憩場所にたどりついた人は、周りのみんなに「すごい、すごい」とか「見かけよりずっと体力がある」とほめられただけで元気になります。ほめられると、誰でも元気が出てくるのです。自分で自分をほめても、他人にほめられるほど「自尊の欲求」は満たせないでしょうが、いつでも簡単にできるという意味ではとても大切な技術になります。
⑤限界ギリギリのときに、もう5分でもとか、あと10分だけでもといったモチベーションの上げかたはりっぱな技術です。5分や10分頑張ったところでどうにもならないと考える人は、まだ細切れ時間の価値に気がついていないのです。