模試の上位者表にいつも載っている成績の良い人は苦労などなくていいなあ、と思うことはないでしょうか?
でも、実は逆のケースがほとんどです。とくに常にトップランクの人はたまたま能力があるから、その位置にいるのではありません。
基本的に勝負事は、「追う立場より、追われる立場の人間のほうがつらい」といいます。
マラソンなどを例にすると分かりやすいかも知れません。
トップの人は、プレッシャーや緊張、不安と常に戦い、そしてそれに打ち勝つためにも、努力をしているんだ。そう理解しましょう。
知ったかぶりをしない
これも、成績を伸ばす秘訣になります。
知らないこと、わからないことがあるというのは、恥ずかしいことではありません。むしろ、すぐテキストを調べてみる、辞書を引いてみる、またインターネットを活用してみる。そんな習慣がつくことは素晴らしいことです。そして、調べても分からなかったら、どんどん質問をすること。
「知らないこと」にぶつかったら、新しいことを学ぶチャンスです。
何かにチャレンジするときに、カッコつけたら負け。
中学入試でカッコが大事なのは、算数の計算と国語の会話文ぐらいです。