国語
・過去問をやって、文学史や敬語、文法などの知識問題がほとんど出ない学校を受けるのなら、あまり出題されない分野に時間をかけ過ぎないようにしたい。
・国語は他の教科よりも早めに始めて、残りの1ヶ月は他教科に回せるようにする作戦もあり。4教科を足並み揃えてやることの意味は点数状況の把握以外に学習上の意味はない。
・模範解答は大人が時間を書けた理想像なので、それを目標にすると苦手な生徒はドツボにはまる。出来うる限り、塾や家庭教師の先生に○をつけてもらうようにしたい。
・指示語や接続詞が苦手な場合は、塾の4年生のテキストを読み直すことで、再確認できる。
・記述問題は部分点がもらえるので、選択肢よりもお得だと子どもに刷り込む。
理科
・理科社会は、そもそも算数国語よりも試験時間が短い。社会はないが、理科は時間が足りなくなる可能性がある。「理科と社会で合わせて○分」という設定のある学校は、自分なりの時間配分を作ること。理科が多めになるのが普通。
・良い先生は、合格点を取るために落としてはいけない問題と、正答率が低くて汎用性が低い問題を見極めて、やり直し必須な問題に印をつけてくれる。これは全科目共通。
・4分野それぞれに、①知識、②計算が絡む問題、③記述の3パターンがある。各学校ごとの配分を見極める。仕上げる順番は、一般的に①→②→③。
社会
・地理公民のデータが古い場合は、内容によっては解かなくて良い。時事問題も同様。過去問の時は、除外して採点するか、自信を持たせるには加点しても良い。
・小学校の教科書、歴史資料集、地図帳が三種の神器。
・漢字指定の問題を確実にクリアできるかで、大きく点数が変わる。
算数
・過去問の頻出単元、例えば速さが必ず出題されているのであれば、克服する。苦手分野を潰していく時期に、全部の分野が載っている市販の問題集など買っても無駄。
・途中式の書き方があっているか?を塾の先生には見てもらうこと。
・自分はどんなケアレスミスのパターンが多いのか?を自己分析できないとだめ。
・劇的に悪かった過去問を放置していると、苦手意識を持ったままになりがちなので、モチベーションが上がらない。
□中学受験PREXでは、9月から、授業を1時間無料で延長しています。3時間拘束→4時間拘束の中で、全教科の過去問に対応しています。採点は、全教科すべて塾長の私がしています。また、理科の項目にある、やり直しの指定もしています。生徒は星マークをつけたものをやり直しをするという約束のもと復習をしています。また、上記以外の学校別の過去問演習のコツは、お通いの方以外には企業秘密です。