「頭がいい」と「仕事ができる」はイコールではない。なぜなら、仕事は一人で完結するものではないからだ。仕事の成果は、個人の能力だけではなく、どのような場面で、誰との関係の中で、どのように使われるかという複雑な関係の中で、大きく変わるものである。
つまり、「仕事ができる」人がいるというより、「仕事をしやすい」と感じる人の多い環境が成果を出しやすいと言った方が正確だろう。上手く回っている組織の多くは、一人の有能さによるだけではなく、周囲の多様な知恵を引き出し、状況を読み、関係性を整え、必要な人に必要な情報を流し、誰かの小さな違和感を拾い上げる・・・などを間断なく行っている。整理すると、「頭がいい」と「仕事ができる」の重要な違いには、知性を個人の所有物として扱うのか、関係性の中で立ち上がるものとして扱うのか、が多分に関わってくる。
そして、後者を鍛えるのが中学〜高校時代の探究学習、部活、イベントなのだろうと思う。


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