10年以上が経ちました。私自身ボランティアに行っていました。ささやかですが支援も続けていました。当時、ヤフーのサイトなどで特集された、メールやツイッターでの言葉です。
□小2の甥っ子がテレビを見ながら銀行員のパパに 「僕のチョコを送ってあげて」
義援金のようにお菓子も銀行から送れるとおもったらしい。 こんな優しさが今の日本にあふれているはず。
□ぜんぜん眠っていないであろう旦那に、
「大丈夫?無理しないで。」
とメールしたら、
「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?
言葉に気をつけろ。」
と返事が。彼らはタフだ。肉体も、精神も。
□ディズニーランドでは、ショップのお菓子なども配給された。
ちょっと派手目な女子高生たちが必要以上にたくさんもらってて 「何だ?」って一瞬思ったけど、その後その子たちが、 避難所の子供たちにお菓子を配っていたところ見て感動。 子供連れは動けない状況だったから、本当にありがたい心配りだった
□ホームで待ちくたびれていたら、ホームレスの人達が寒いから 敷けって段ボールをくれた。いつも私達は横目で流してるのに。 あたたかいです。
□一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。恐怖と同時に心温まる時間で、日本がますます好きになった。
□金持ってそうなおじさんが地震直後うちのコンビニでほぼ全商品買ったんだ。
周りの客もレジを手計算で打ってた俺も正直金にもの言わせて独占するなんてなんてカスなんだと思ってた けど買い占めた商品を駐車場で広げてその場にいた人に配布してた。配布終わってからいいんですか?って聞いたらうちには最低限の食材あるし金も持ち歩いてるから今近所の人にできることをしたい。次のコンビニ行くからまたね
そういって立ち去った。
□地震があった日、イタリアの友人から連絡があった。
彼は、僕らイタリア人は日本人を本当に尊敬しているんだ。 日本人は忍耐強く、賢明で、とても強いから。
いつも困難を乗り越えてきただろう? だからきっと乗りきれる!頑張れ、応援しているよ。と。
その日の夜、彼のfacebookのプロフィールの写真は いつもの彼が写っているものではなく日の丸になってた。
□東横線の車掌さん、アナウンスで「大変なことになってますが、ここが頑張りどころです。みんなで力を合わせて乗り切りましょう!」と。たぶん、マニュアル外だと思う。素敵だ。
私たちは、311を忘れない。