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10歳までに

アメリカの格言

「10歳までの子どもを社会が守らなければ、10歳以降、社会をその子から守らなければならない」

10歳までというのは、「思春期に入るまで」という意味ととらえても良いでしょう。(一般的に、日本人の子どもは外国人に比べて精神的な成長が遅いともいわれます。)思春期に入るまでに、社会が子どもをしっかりと守り育てなければ、その子が思春期になり、大人になってから、社会に適応できず、いろいろと事件を起こす。その事件から社会を守らなければいけなくなる、という格言です。
さまざまな最近の事件を見ると、日本はすでにそのような事態に陥っているともいえるでしょう。この格言をかみしめると、大人の責任が重い。

「乳幼児期に1ドルを惜しんだら、後で7ドルのつけが回ってくる」という格言もあります。

夢を叶える勉強法

司法試験に東大在学中に合格して有名になった伊藤真さんの本に「夢をかなえる勉強法」というものがあります。伊藤さんによると、スランプとは「自分の周囲に世界の広がりを意識できない状態」ということ。たしかに落ち込んでいるときには、周りがよく見えない状態になっています。伊藤さんは、自分がスランプの時には360度見渡せる高いところ(東京タワーなど)に行ったということ。すると、自分の悩みなんてちっぽけなものだとなって、気分が楽になるのではないか、ということです。そう都合よく、そばに高いものがあるわけではないので、地球儀をながめたりとか、宇宙から見た地球の写真をながめてもOKだということ。

山登りをして頂上にいったときに、目の下の景色を見たときの快感も同じようなものではないでしょうか。また、海を見たときの爽快感とも似ていると思います。お月見も近いですので、夜は「月」を見上げても良いでしょう。

スランプの時は、それが永遠に続くとも思ってしまいます。しかし、人間の一生を仮に80年としても、人類の、あるいは地球の長い歴史のなかでは、ほんの一瞬。人類の、あるいは地球の長い歴史のなかでは、ほんの一瞬 !!

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