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国語学習の意義

心理学者のリサ・フェルドマン・バレットは、感情粒度(emotional granularity)という概念を提唱していて、「自分の感情を細かく言語化できる人ほど、感情のコントロールが上手く、精神的にも安定している」ということを示しました。「なんか嫌だった」で終わらせる人と、「承認されなかったことへの悔しさに近い感覚だった」まで掘り下げられる人とでは、その後の思考の質がまるで違う。言語化の精度が、思考の精度に直結しているわけです。

「ルポ誰が国語力を殺すのか」(石井光太・文春文庫)では、語彙力がない(マイナスの感情をうざい・ムカつく・やばいで片付けてしまう)高校生が増えていて、人間関係が作れずに学校生活を辛いものにしているという実例が書いてあります。


バレットはこう続けます。重要なのは、これは、先天的に持って生まれた才能の差ではなく、「どれだけ言葉にしようとするか」という姿勢の問題です。後天的な努力で、思考の精度は上げられます。要は、「粘り強く考えられる姿勢が作れるかどうか」です。日曜日から始まる春期講座(マンツーマン授業)の狙いの一つとしたいと思います。