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小1ギャップに思う

「小1ギャップ」の理由の一つではないかと思われることに「幼児の語彙量の少なさ」があると思う。小1入学時の語彙量は、多い子では7000語くらい、平均はその半分程度、少ない子はさらにその半分と言われている。これは英単語の取得数と比較すると良いかもしれない。少ない子は、中学生が覚えるべき英単語数とされている1600語〜1800語くらいだと考えられている。これは、日常会話がギリギリのレベルではないかと想像する。語彙が少ないと、先生の話に集中したくても、話の内容が理解できない。大人は少しくらい知らない言葉や分からない言葉があっても、言葉の意味を予測しつつ「聞いて理解する」ことができるが、小学校低学年の子どもには「そうして理解しよう」とすることそのものが難しいであろう。また、語彙力があるから、語彙が増えるという側面があるのは間違いないであろう。

英語学習の低年齢化についての賛否があるが、他教科での授業が日本語であるということ、さらに「授業運営の指示」が日本語でなされるということを忘れてはならない。例えば、「男女が交互(かわるがわる、互い違い)に、1列に並んで」という指示が通らない小学生がいるのが現実である。授業中に立ち歩いたりする、などの生徒は行儀が悪いと指摘されることもあるが、そもそも指示が聞けていないことが原因のことも多いはずではないか?