カナダの心理学者、エリザベス・ダンが行った実験では、お金を自分のために使った時と他人のために使った時の幸福度をそれぞれ評価したところ、他人のために使った時の方が幸福度が高いという結果が出ました。脳科学的にも、誰かに親切にした瞬間、感謝される前から「自分はいいことをした」という感覚が生まれ、脳内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、幸福が長く続くことが証明されています。
人に何かををするとき、大切なのは見返りを求めないことです。結果として感謝が返ってくることもありますが、見返りを強く期待してしまうと、それは利他ではなく、損得勘定になってしまいます。仏教には、人知れず善い行いをする「陰徳を積む」と言う言葉があります。見返りを求めない姿勢の理想と言えるでしょう。


お問い合わせ
アクセス