A「誰かと1分間にドミノを何個並べられるか勝負しましょう!よーーい、スタート!!」
ドミノは1個置き間違えると、全部倒れてしまうためストレスがかかります。また、相手がたくさん並べているところが見えたら、それもプレッシャーになるでしょう。
B、「今から、先生がやめろというまで、ずっとひとりでドミノを並べ続けてください。よーーい、スタート!!」と言われたらどうでしょうか。いつ終わるか分からないもの、終わりが見えないものをやることも大変なストレスです。
みなさんだったら、AとBどちらが良いでしょうか?
私は、断然Aの方が良いです。
さらに、集中力が増す方もAで間違いありません。
無人島
今年も、中学入試の国語の素材文は1万字を超えるものも出題されるでしょう。だからと言って、あせって読んでも効果がありません。物語文だったら、時間の経過(回想を含む)が分かるところに線を引きながら読むなど、普段の授業でやっていることをしっかり守りましょう。
例題:
船で行くことが困難な無人島がある。 調査隊がその無人島をヘリコプターで調べたところ、二年前に行方不明になった船がその島に漂着していた。
上空から一人の人間を発見した隊員は、「この島には全員で3人の生存者がいる可能性があります」とすぐ無線で報告した。一体なぜだろう?
答え:
赤ちゃんを発見したから。
雨の朝
漫画「SLAM DUNK」(集英社)の作者、井上雄彦さんの言葉です。少年(少女)時代の感性は宝物だと思います。
『雨の朝、思い出していたのは
11歳、12歳頃のこと。
100円玉二つ握りしめて
150円の週刊チャンピオンと
50円のアイスを買って帰る。
うつぶせに寝転んで
二つを味わう至福の時間、
さああと外に雨が降る音。
漫画家になる素は
その時間育っていたんだな』