石川町駅中華街口から徒歩30秒
中学受験国語専門塾です

字をキレイに

□漢字を覚えるためには習字が効果的です。その理由は二つあります。一つは、からだ全体を使って字を書くことです。鉛筆では小さくて細い文字を主に手(手首から先)だけを使って書きます。一方、習字は半紙いっぱいに太い文字を、腕全体、肩までも動かして書くので、体で覚えることが出来るのです。二つめは、墨を使うことです。墨は字が重なる部分でより濃くなります。濃くなることで奥行き感が出るために、字を立体的にとらえることができるのです。立体的に浮かび上がる文字は、書き順を覚えるのにも役立ちます。

□「姿勢がいいと勉強ができる」これには、根拠がわからなくても納得される人が多いのではないでしょうか。子どもの頃、机につっぷした状態で勉強をしていると、「姿勢を正しなさい」とよく注意されたものです。いまでは姿勢矯正用の椅子も売られているほどです。良い姿勢とは、肩の力が抜け、背筋がピンと伸び、重心が左右に偏らず、からだの真ん中にある状態です。人間の脳は、左半球と右半球がそれぞれの役割をはたして活動しています。だとしたら、学習するときに左右両方の脳がバランスよく活動したほうが、効率よいはずです。人間が本当に集中できるのはわずかな時間です。限られた時間内で効率よく学習するには、脳効率を最大限にあげ、無駄なエネルギーを脳に使わせないのが鉄則です。

□スポーツには頭がよくなる要素がたっぷり詰まっています。ここ一番の集中力、忍耐力、判断力、チーム競技であればコミュニケーション力、スポーツマンシップにのっとった相手への礼儀、己の体力の時間配分、経験と分析に基づいた戦略・・・。幼いころから屋外でからだを動かしていると、脳の基礎となる感覚を鍛えるだけではなく、さまざまな能力を育むことができます。

スポーツや習いごとを真剣にやっている受験生を応援します。また、部活の盛んな学校の進学実績が良いのもうなずけます。

はだかにて

「はだかにて 生まれてきたに 何不足」

ささいなことに幸せを見つけられる人生は良い人生です。

baby-twins-brother-and-sister-one-hundred-days.jpg
Photo by Pixabay on Pexels.com