悪口を仏教では、わるくちではなく「あっく」と読みます。

（ちなみに中学入試で見かける悪口雑言はあっこうぞうごんと読みます。漢字って難しいですね）

お釈迦さまが、人生を最悪の状態から守るための指標として、十悪というものをつくりますが、悪口はその中の一つです。

さらに「妄語（うそ）」「綺語（きれいごと）」、「両舌（二枚舌）」、さらに「愚痴」もあわせると、１０のやってはいけないことのうち、半分は「言葉」に関するものです。
そのほかの十悪が人殺しとか盗みだということを考えると、圧倒的な数です。

禅には、「活人剣」という言葉があります。（「るろうに剣心」みたいですが。）
言葉は人を活かす剣であれと。

種火

「小さな種火を残し、その火を絶やさないで。種火さえあればまた燃え上がるから」―チャールズ・ブコウスキー（作家）

「臆病者の目には、敵は常に大軍に見える」－織田信長

「知者を装おうとするから、いつまでも無知から抜け出せない」－ブルネレスキ（建築家）

「力は、あなたの弱さの中から生まれるのです」－フロイト

「勇気とは、窮しても品位を失わないことだ」－ヘミングウェイ