受験は自分を生かすこと
漫画「ドラゴン桜」(三田紀房・講談社)をリアルタイムに読んでいたときに、目に留まったセリフです。私にとって、どんな時も子どもの可能性を信じるという大切なバイブルでもあります。
□勉強も車も、急発進と急停車はエンジンに負担をかける。毎日の積み重ねが大事。
□ウサギとカメのどちらのタイプが入試に向いているか?正解は、どちらでも良い。
その性格に合わせて、指導するのが大事。
□学ぶということは「受け入れる」ということ。素直な心で何事もまず受け入れ、取り組みたい。
□大切なのは、自分の気持ちと正直に向き合うこと。
□人は自分だけでは、成長を実感できない。他人からの指摘(賞賛)されることによって、大きく意識が変わる。
□ストレスはすべて悪ではない。適度なストレスやプレッシャーは、人間の能力をより高めることができる。
□目標は二重目標を心がけたい。最低限成し遂げたい目標と、理想的な目標と2本立てたい。理想と現実のバランスを常に考えるようにしたい。
□偏差値は縦(垂直)で見ると、志望校決定にバイアスがかかる。横(水平)に見て、比較検討すると考えたい。
□感情でものごとを処理すると、真実は何も見えない。真実が見えなければ、絶対に行き詰まる。
□入試問題はもぐら叩きゲームと同じ。どこからでも出題されるというより、決まったいくつかの穴からしか出題されない。
□大学入試でも、中学レベルの学習内容を応用して解ける問題は意外と多い。つまり、学力の基礎は、ほぼ中学時代に完成される。(=だから、中学入試は大事)
□受験というのは、自分を殺すことではない。自分を生かすことである。
志望校選択
芸術家であり思想家の岡倉天心の著書に「茶の本」があります。
□「人は自己の感情には無頓着に、世間一般からもっとも良いと考えられているものを得ようとかしましく騒ぐ」
□「美しいものではなく、流行品を欲するのである」
□「美術品のよしあしよりも、それを作った人の名の方が問題にされる」
□「世人は耳によって絵画を批評する」
やはり、志望校選択は、本人に合っているかどうか?が最優先されるべきだと強く思います。