「ニワトリ症候群」は、大阪市立大学大学院の中井孝章氏が提唱している言葉です。
独りで食べる「孤食」(こ)、
朝食を抜く「欠食」(け)、
家族がばらばらなものを食べる「個食」(こ)、
好きなものばかり食べる「固食」(こ)、
これら4つの「こ」食の文頭をとって、「こけこっこ」。
現代っ子の食生活を表しています。食習慣の変化は、「飽食」から「崩食」ともいわれています。
この春休みが、生活サイクルや食習慣を見直す機会になれば良いと思います。
小学生は、4月に学年が上がると帰宅時間が遅くなるばかりでなく、委員会活動や係活動、学校行事も
増えますので、時間に追われる生活となります。
中学受験生であろうとなかろうと、健康が全てに優先されると私は思います。
字を綺麗に書かなくてはいけない理由
あるお店での出来事。
『席を待ってるお客さんの名前で「ミニドラ」って書かれてて、ふざけてるのかって思いつつも「○名でお待ちのミニドラ様~」って呼んだらミニドラじゃなくてシンドウさんだった・・・。』
自分が読めるではなく、相手に読めるように書いているかの気持ちの持ちようが大切です。
「入試の時に綺麗に書くから、今は・・・」という言い訳をする生徒が、本番で改善したことを見たことがありません。
イメージ化できる生徒は伸びる
国語だけでなく、他教科でも頭の中で物事をイメージ化できるかどうかで、その後の成績の伸びが違ってきます。リンゴ1個3万円とか、食塩水の濃度が90%とかの答えが出てきてもおかしく感じられない生徒は、数字を当てはめてなんとなく答えを出していることが多いのです。
ロマンもなくなりますが、ある学校の中学入試で
『花火大会で、花火が上がったあとに○秒後に音が聞こえてきました。花火大会の会場から家までの距離はどれぐらいでしょう』という問題がありました。
生徒の迷解答(=私には名解答)で、「花火大会って何千発も花火上がるから、どの花火の音かなんてわかんないよー。もし1発ずつ花火が上がるなら、大会じゃねえじゃん。」
問題にきちんと「ツッコミ」ができる生徒は、問題文を読めていますので、適当に解くグループより遥かに優秀なのです。