春となりましたので、子どものやる気をチェックする方法を紹介します。「文章完成法」とは、文のはじめだけ言葉が書かれており、それに続く言葉を自分で考え、その文章を完成させる方法です。具体的な例を示します。
①テストの前、私は( )
②人と争ったとき、私は( )
③私がやりたいことは( )
④できないことがあるときは( )
⑤失敗したときは( )
子どもは( )のなかに、自分が思うことを記入します。5問終わったら、どのくらいやる気の連想をしているかで採点をします。例えば、①「逃げたくなる」「不安で眠れない」などは0点。「頑張って勉強する」などプラスのイメージは1点。②「負けても仕方がないと思う」などは0点。「相手より努力する」は1点という風にカウントします。
「先生のためのコーチングハンドブック」(神谷和宏著・明治図書)によれば、2点以下だと、もう一度最初に戻って、何度もやり直したほうが良いと書かれています。やる気を、イメージトレーニングさせるということです。ご参考になれば。