大坂なおみ選手、セリーナ・ウィリアムズ選手をはじめ、第一級のテニスプレイヤーのコーチ、サーシャ・バインさんの言葉。□「すべてが願いどおりには進まない」と最初にあきらめておく。
・大切なのは、この世には自分の力では左右できないことがあるという事実をみとめること/感情に流されてしまうと、判断力に曇りが生じて、気が散ってしまう。その結果、自分の一番すべきことを見失ってしまう。
□ボディランゲージで自分の脳をだませ。
・空元気でもいい。大声で何か積極的な言葉を口に出せば、頭脳もそれに誘われて積極的な考え方をするようになる。
□「フォーカス×集中力」。この相乗効果なくして練習とは言えない。
・ただなんとなく練習しても何の意味もない/スキルの鍛錬に大切なことは2つ。一つは何を伸ばすか焦点を絞る、つまりフォーカスすること。そしてもう一つは、集中力の持続。
□失敗の味を徹底的に味わっておくと、本番で楽になる。
・負ける味をなめさせ、前途に待ち受ける難関に対する覚悟を養わせること。/メンタル(脳)も筋肉と変わらない。失敗や苦戦によって脳を鍛えると、一段と強くなる/いまは苦しい、だからこそ将来は明るい、と自分に言い聞かせよう。/苦しい体験はもろ手をあげて歓迎だ。逆境からでなければ学ぶこともできず、強くもなれない。
□完全主義を捨てる勇気。
・完全主義者は、うまくいっていることより、うまくいっていないことのほうばかり気をとられ、いつまでも前に進めないからだ。/あらゆる面で満点をとることなど不可能だ、という事実を、まず受けいれること。完璧を期すことのみ頭が向いていると、そういう考えは決して浮かんでこない。
□才能があっても猛練習をしない者は、才能がなくても猛練習したものに後れをとる。
□あなたが、プレッシャーを感じるのは、あなたが、「できる人間」だからなのだ。あなたが有能であり、実行力があり、努力の末にいまの地位を築きあげたからなのである。だから人々は、あなたに多くを期待する。つまり、あなたはすでに勝者であり、だからこそ、勝ち続ける価値もある、ということ。
□日頃の小さな決断で、あえて「面倒なほう」を選んでおく。日ごとから逃げずに決断することに慣れておくと、自然と心が強くなる。大きな決断を楽しめるようになれば一流。決断を下すときは、自分を「外側」から眺めて、友人に助言を与えるような気持ちで考えるといい。
□10秒あったら、深呼吸。肺を酸素でいっぱいにする、それが不安に対処するいちばん簡単で、手っ取りはやい方法だ。
□「感謝」の気持ちがあなたを墜落から守ってくれる。
最後です。どんな人と一緒に過ごすかは、人生においてとても重要。
□ポジティブな人生はポジティブな仲間がつくってくれる。