「アンネの日記」は、アンネ・フランクが13歳~15歳の時に書いた日記です。(オランダに行ったときに、アンネ・フランク一家が隠れ家として住んでいた家が残っていますので見てきました。長蛇の列です。)思春期の女子の心情を理解するときのヒントになります。また、「うちだけが大変じゃないんだと」いう安心感にもつながります。海外文学を読むメリットは、国や世界を超えた人間の普遍性を感じられること。
特に13歳という年齢は、「誰も日記を見ないだろう」と思って書くという性格上、かなり辛らつな(幼い)ことが書いてあります。
クラスメイトに対して
「お勉強はとてもよくできますけど、それはガリ勉するからで、頭はそれほどいいわけじゃないんです」
親友に対して
「いちおうわたしの一番の親友ってことになってますけど、じつをいうとわたし、まだほんとうの親友を持ったことがありません」
母親に対して
「とにかくママには我慢がならないんです。ママの前では、ただただ自分をおさえて、毎度荒い言葉で言い返したりしないよう、辛抱しなくてはなりません。・・・・・・・・・
(お読みいただいているお母さま方の精神衛生上、後半は省略します)
13歳の時の日記と15歳の時の日記を見比べると、確実に成長しているということも読みとれます。中学生時代は、やはり大切な時期。
歯の本数
「歯の本数は何本?」
意外と知らないかもしれません。生徒にこの問題を出してみたら、舌を器用に使って本数を確認していました。その行動力が素晴らしい。正解は、永久歯は、全て生えそろうと32本。ただし、前から数えて8番目の歯、通称「親知らず」は、現代人ではきれいに生えないことが多くなっています。場合によっては生えないこともあります。よって、永久歯の本数は、28本~32本になります。
上下、左右対称なので「4の倍数でしょ?」と仮説を立てた生徒も、素晴らしい。何気ない会話から、良いセンスが見つかることもあります。
追伸 100歳まで生きる時代ですが、ずっと自分の歯で美味しいものが食べられるように、歯磨きも頑張りましょう。