札幌農学校(現 北海道大学)初代教頭のクラーク博士の言葉として
「青年よ大志を抱け」
という言葉がありますが、その前後の言葉を知る機会というのが少ないと思います。
Yahoo!ニュースなどでも、言葉が切りとられて報道されることも多いため、前後の文脈は何だろうか?と考えることは大切なことです。
青年よ大志を抱け!
それは金銭に対してでも、
自分の利益に対してでもなく、
また世の人間が名声と呼ぶ
あのむなしいものに対してでもない。
人間が人間として備えていなければならぬ、
あらゆることを成し遂げるため、
青年よ大志を抱け。
ひなた口
「陽口(ひなたぐち)」というインターネットから広まった造語があります。「陰口(かげぐち)」の反対の意味のことばです。その人のいないところで、その人の良いところ、素晴らしさについて話すこと。
みんなで意識してみると、みんなが幸せになれます。
笑顔は最強の脳トレ
仕事
豊島岡女子学園の入試問題に、落語家、立川談志さんの「好きな仕事も簡単ではない」が出題されていました。
「昔のことを伝えるのは大事だと思うから言いますが、世間と何の関係もなく好き勝手に生きる人間は、やっぱりはじき出されていきます。落語に『こんにゃく問答』というのがあります。遊び人が地方のこんにゃく屋に行くと、そこの親父が『遊んでちゃいけねえ。何か仕事をしたらどうだい』って諭す。『仕事ねえ、やってもいいけど村中見回って歩いておつななりして、酒喰らって女にもてて・・・』『そんな仕事あるかよ、ばかやろう』って。仕事をするっていうのは社会とつながること。好きな仕事であってもそうなれる努力をしなければなりません」
子どもたちよ、保護者の方は、仕事頑張っているということを忘れずに。