『集中できない場合には、「目先を変える」という方法が有効。
「目先を変える」の一つ目は、「酷使する器官を変えること」。長時間にわたって何かに集中したとき、疲労が溜まるのは基本的に「ひとつの器官」に集中するもの。そこで、目が疲れたら次は耳を使う、耳が疲れたら手を使う、というふうにシフトをしてみよう。
二つ目は、「場所を変える」という方法。図書館で勉強していて疲れても、家に帰ってみたら勉強を続けられる。
三つ目は「教科を変える」という方法。これは、器官を変えることにもリンクする。例えば、数学の問題を解いていて疲れたら、英語のリスニングをはじめればよい。』
自己複雑性
心理学者リンビルは、「自己複雑性」という理論を唱えています。
自分を多面的にとらえず単純にとらえている人は挫折に弱い傾向にあります。逆に、多面的にとらえている人は挫折に強いということです。自分はいい加減なときもあるし、几帳面なところもある。内向的な面もあるし、外交的な面もあると多面的にとらえられる人は自分を許すことができるそうです。
また、同じことは他人にも。
自分もそうですが、人には場面によって色んな顔を持ってますよね。
本を読んでも国語力が上がらないという塾講師が、たまにいたりして驚きますが、人間を狭く見過ぎではないかと思います。人間力の中に、国語力は含まれているはずです。
不悪口
不悪口とは、人の悪口を言わないということ。
仏教では、悪口によって相手が傷ついたとしても傷つかなかったとしても、言う本人には怒りの毒素が生まれ、煩悩が増えていくとされています。
今週、人の悪口を言わずに過ごせたのでしょうか?
癒される子供のやりとり
小学生A
「俺んちのリンゴジュース100%だぜ」小学生B「何言ってんだ、俺んちのリンゴジュース200%だし」
「将来何になりたい?」「んースパイ」。・・そう申告している時点でスパイの素質無し!
安全基地
子どもの発達を考える上で重要なものの一つに、「安全基地」という概念です。生まれたての赤ん坊は、自分の身体と外界の境目すら分からない。その状態から、未知のものにあふれた世界を、文字通り「探検」しながら一つひとつ学んでいくわけですが、そのとき大切なのが、自分は守られているということを実感できる「安全基地」だというのです。それは例えば、母親など保護者の膝の上にいること、あるいはいつでも保護者とのアイコンタクトをとれるということ。自分が安全だと思える場所や状況があるからこそ、外界を知るための「探検」ができるわけです。赤ちゃんの「根拠のない自信」の後ろには、この「安全基地」の存在があると言えるでしょう。
ご家庭こそが、「安全基地」。(駄洒落ですが、基地があると吉です!)