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相談の相

「相」はもともと「助ける」という意味で使われた言葉です。(内閣総理大臣を「首相」、外務大臣を「外相」というのは、昔は天皇・今は国民のかわりになって「その仕事を助ける役目」ということ)

相は木を見ると書きます。樹木の盛んな生命力は見るものの生命力を助けて盛んにするというところから生まれた字です。つまり、人間と樹木との関係から「お互いに」という意味も入っています。

たから、相談とは一方的に話を聞いたり、また、「こうするべきだ」と切り捨てるのではなく、お互いにしっかりすることが重要です。

指示待ち

最近の子供たちは、「指示待ち」が多いという声が色々なところで言われています。それは、「しなければならないこと」だけを覚えるシステムである学校教育が原因だと、緊急支援活動で活躍している菅波茂さんは分析します。

震災が起きた時などの緊急時に求められるのは、「指示待ち」ではなく何でも役に立つことがあれば実行する力。私もボランティアに何度も行きましたが、基本的には現地では現場判断です。

学校を卒業してから社会で活躍する力、修羅場で生きる力というのは「してはいけないこと以外は、何をしてもいい」という行動力なのかも知れません。

子供は天才

□4歳の息子が、双子の姉妹といっしょに遊んだ。息子は「どっちが本物か良く分からない。」

□おじいちゃんのお墓まいりに行ったときに、3歳の娘はお墓を拝みながら「早く良くなってください」

□5歳の娘が、近所のおばあさんに「歳いくつ」と聞いた。おばあさんが「七十五よ」と答えたら「大きくなったねえ」と感心した。

□6歳の息子に「好きな女の子は誰?」と聞いた。教えてくれないので、クラスの子ひとりひとりの名前を言ってみた。「違う」「違う」といっていたのに、ある女の子のときだけ急に「教えない!」に変わった。

お子様の小さいときの面白エピソードを思い出されると、会話もはずむでしょう。

ケセラセラ

伊集院静さんの言葉。大人になった自分も、振り返ると「ササる」言葉があります。

「成人を祝うなんて古い風習と思うかも知れないが、そうじゃない。世の中には20歳を迎えられなかった若者が大勢いる。ほとんどの人は無事に生涯を送ることができない。それが私たちの生だ。」

60進法

夏休みの生活、うまくいってますか?そのときのヒントを1つ。とくに6年生、それ以外の学年でもクラブ・習い事をしている忙しい人は、計画の単位を1時間単位にせずに、分単位で組むようにすると良いでしょう。

15分を1つのまとまりにして、15分は漢字、30分は理科の宿題などという風に組むと、集中して勉強できるのではないでしょうか?

60進法をうまく活用しましょう。

子供を不幸しない

震災、景気低迷、政治問題、環境、国際関係と、連日、ニュースで「未曾有の危機」であるということが扱われますが、今の日本が世界中でも問題が多い国と考えて良いのでしょうか。敗戦後の混乱期や、公害問題が起きた高度成長期と比べると、今の日本は本当に困った状況なのでしょうか?紛争の最中の国や子どもが病院にも行けない、餓死する子さえいるという国に比べても不幸なのでしょうか?

同じことを自分の生活、子供の様子に置き換えて考えても良いかも知れません。
歴史を学ぶと必ず事件があるように、社会生活の中でも「問題が0であることが続く」というのはありえないことです。

ある本にこういうことが書いてありました。
「問題解決の自転車操業、これが人の世の宿命だ」

どっち?

「やります」と宣言したことを、とりあえずやってみたものの、まったくうまくいかずに、恥をかいた。
「やります」と宣言したものの、もしうまくいかなかったときに恥をかきそうだから、そうなる前にやめておいた。
2人の自分を鏡に映したとき、本当に恥ずかしい人物はどちらでしょうか?

親子喧嘩のときにすぐ思い出せるフレーズ

小学生のうちは親子でいるのが当然ですが、大学が地方になったりすることもあれば、それまでの年数は6年ぐらいということも考えられます。だからこその、貴重な受験期間です。

happy family hugging outdoors
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