「子どもの成長ビデオは、親も映らないとダメ。
成長した子どもは自分の姿より、若いころの親を見て喜ぶ」
今だけではなく、将来までを考えた言葉。
さすが、プロの視点は違います。
ジャパネットの高田社長の言葉より。
「明朝体に疲れが残らないか心配だ」
⇒パソコンのやり過ぎ注意と感じた人は、少し休憩。
病は気から。
治療者、池上六朗さんの話。
「最近の若い人についていうと、あちこちで病気を「作られ」てくる人がいますね。
たとえば春になると患者が増えるのですが、それは学校の身体測定で前屈をさせてみて、
背中の片方が盛り上がっているから<側弯症>じゃないかと言われてきたというのです。
それまで家族も気がつかなかったことなのに、もうその日から家中で「病気」になってしまう。
いろんなことを経由してから僕のところに来ますが、一人ひとり顔が違うように、
背中の格好だって違っていいじゃない、と。それで納得できると、割合安心してくれますね」
子ども自身は側弯症といわれても、別に腰が痛いわけでもないそうです。
でも、側弯症と言われたから、体がふらふらしているそうです。
保護者と本人に「大丈夫ですよ」と伝えると、そのふらふらもピタッと止まるということです。
病は気から。
頑張らない
元大相撲力士、松田哲博さんの話。
「双葉山さんの相撲も本当に、いっさい頑張らないんです。もう表情が変わらない。
仏様のような顔で相撲を取っているんです。相手が押してきた時、足をつるつるっと小刻みに滑らせることで
常に腰の位置を安定させているんです。それでいつの間にか相手の方がころんと転がってしまう。
映像により取組の記録が50番~60番ほど残っていますが、ちょっと踏ん張ったことが1回だけあって、
その時は相手にはたかれて、バタンと落ちて負けています」
開成に進学したHさんは偶然にも、
入試のときに無の境地(自分が仏様の思えたという名台詞)で問題にあたっていましたと言っていました。
精神的な成長はもちろん、まわりが安心感を与えていたのも大きいでしょう。