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太宰治の言葉


■真の思想は、叡智よりも勇気を必要とするものです。

■和というのは、ただ仲良く遊ぶという意味のものでは無い。互いに励ましあって勉強すること、これを和という。

■自愛。人間これを忘れてはいかん。結局、たよるものはこの気持ちひとつだ。

人間なんて、そんなにたくさん、あれもこれも、できるものじゃないのだ。しのんでしのんで、つつましくやってさえ行けば、渡る世間に鬼はない。

人生には、最後のほめ役が一人いなければならん。

■平凡な日々の業務に精励するという事こそ、最も高尚な精神生活かもしれない。

□ほんとうに、言葉は短いほどよい。それだけで、信じさせることができるならば。

□芸術の美は所詮、市民への奉仕の美である。

□「愛」は困難な事業である。

□人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。

□どんなに愛し合っていても、口に出してそれと言わなければ、その愛が互いにわからないでいる事だって、世の中には、ままあるのです。

□くるしいだろうねえ、けれども苦しいのは君だけじゃない、夕焼けの悲しさは、僕にだってよくわかる、けれども、こらえて生きていこう。

□進まなければならぬ。何もわかっていなくても絶えず、一寸でも、五分でも、身を動かし、進まなければならぬ。

□好き嫌いが先に定まって、理屈が後になる事実ほど恐ろしく、嫌なものはありません。

□人生の出発は、つねに甘い。まず試みよ。破局の次にも、春は来る。

□私は神も鬼も信じていない。

□いかに才能が豊富でも、人間には誠実がなければ、何事に於いても成功しない。

□人間には、よい事をしたいという本能があります。ひとに感謝をされたいと思って生きているものです。

□母よ、子のために怒れ。

□くるしいだろうねえ、けれども苦しいのは君だけじゃない、夕焼けの悲しさは、僕にだってよくわかる、けれども、こらえて生きていこう。

□天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである。

□どのようにぶざまな言葉でも、せつない心がこもっておれば、きっとひとを打つひびきが出るものだ。

□その人と、面とむかって言えないことは、かげでも言うな。

□笑われて、笑われて、強くなる。

□苦しみが苦しみを生み、悲しみが悲しみを生み、溜息が溜息をふやす。

□世の中は、陰陽、陰陽、陰陽と続いて行くんだ。仕合せと不仕合わせとは軒続きさ。ひでえ不仕合せのすぐお隣は、一陽来復の大吉さ。

□まっすぐに歩いて行こう。この道は、どこへ続いているのか。それが、伸びていく植物の蔓に聞いたほうがよい。蔓は答えるだろう。「私はなんにも知りません。しかし、伸びていく方向に陽が当たるようです。」

peach tree covered with pink blossoms
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