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水難事故防止(保存版)

水難事故防止

(1)川のことをもっと知ろう
・水面は穏やかでも水中では複雑な流れがある。
・川底は平らではなく深みがある。
・川の石は滑るもの。
・流れが穏やかでも、水かさがひざ上になると、身動きが取れなくなる。
・山では雨が降ると鉄砲水になることがある。
・ダムには放流がある。

(2)自然からの危険サイン
・川の水が濁りはじめる。
・上流から木や草、ごみが続けざまに流れてくる。
・好天時は吹き上げる谷風。山から吹き降ろしてくる山風は雨が降っているサイン。
・山の頂上を覆うようなかさ雲は、天気が崩れる。
・うろこ雲、ひつじ雲は天気が急変する。
・遠くからの音がよく聞こえると雨が近い。
・植生の痕跡がない場所は、普段はその辺りまで水があるということ。

(3)水難防止のために
・子どもだけでは、絶対に川遊びに行かない、行かせない。
・川原や中洲は安全地帯ではなく、川そのものという認識を。
・サイレンや放送に注意する。
・浮き輪を使っているからと安心しない。
・休憩時間はおおむね1時間ごとに取らせる。(水から出ると、疲労度を確認できる。浮力は疲れているのを感じさせてくれない)
・自分の泳ぐ力を過信しない。


熱中症対策

【環境要因】

・気温が高い、湿度が高い
・風が弱い、日差しが強い
・照り返しが強い
・急に暑くなった

【危険信号】

・高い体温
・赤い、熱い、乾いた皮膚(まったく汗をかかない、触るととても熱い)
・ズキンズキンとする頭痛
・めまい、吐き気

【応急処置】

A.涼しい環境への避難
・風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。

B.脱衣と冷却
・衣服を脱がせて、体からの熱の放散を助けます。
・露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。
・氷嚢などがあれば、それを頚部、わきの下、大腿の付け根に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
・救急隊を要請したとしても、救急隊の到着前から冷却を開始することが求められます。

C.水分・塩分の補給
・冷たい水を与えます。冷たい飲み物は胃の表面で熱を奪います。大量の発汗があった場合には汗で失われた塩分も適切に補える経口補水液やスポーツドリンクなどが最適です。食塩水(1ℓに1~2gの食塩)も有効です。

環境省のホームページにさらに詳しく載っています。

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