昭和のICチップが埋め込まれている親(大人)が、子どもの自信を失わせるということ。そのチップとは…。
(1)「他人の話を最後まで聞けない(子どもの話を必ずさえぎる)」
(2)「絶対オレが正しいと思い込む」
(3)「すぐ感情的になる」
(4)「物事を0か100かで決める(極端な思考をする)」
怖いもの知らず
私たちが日常的に経験する恐怖は、事実に基づいたものではなく、感情的なものだ。
例えば、ミシガン大学での研究で次のようなことが明らかになった。恐怖を「(入試への)不安」に置き換えたほうが、より実感が沸くと思います。
・恐怖の60%は、実際には起こる可能性のない、根拠のないものである。
・恐怖の20%は、自分ではどうすることもできない過去の出来事に関するものである。
・恐怖の10%は、まったく影響力のない、取るに足らないものである。
・恐怖の10%のうち、合理的と言える恐怖は4~5%に過ぎない。
この統計から言えることは、恐怖と戦うための努力は、百回のうち九十五回はムダであり、非生産的な活動だということだ。いつまでも感情にとらわれてはいけない。
「ヒーローも臆病者も、まったく同じように恐怖を感じるものだが、恐怖と向き合い、それを炎に変えられる人間だけがヒーローになれる」(カス・ダマート ・プロボクシングのコーチ)
気楽に生涯
自分には可能性があるという自信がなければ、努力を続けることは難しいでしょう。可能性を十分に活かそうという気構えがなければ、決して成功することはできないでしょう。セオドア・ルーズベルト大統領はこんなことを言っています。
「自分の持っているものを活かして、今いるところで、できることをやれ」
そして、もう一つ。
厳しい話ですが、いったん何に心を集中させるかを決めたら何を捨てるかを決めなければなりません。ある程度の犠牲を払わずして、成功はありえないのです。「成功」と「犠牲」は表裏一体のものです。ささやかな成功でかまわないなら、犠牲も少しですみます。しかし、大きな成果を出したいと思うなら、犠牲を払うことをためらってはなりません。(ただし、犠牲と思わずに「楽しんで」やることもまた不可能ではありません)
「歴史上に名を残した人物で、気楽に生涯を送った人はいない」(セオドア・ルーズベルト)