大学の入学式をおえたあとに、まず困るのが「どの科目をどんな風に受講登録していくか」です(というか、私がそうでした)。
中学や高校と違い、細かいことは誰も教えてくれません。
科目も数百から学校によっては数千の中から選ばなくてはいけませんが、科目の名前だけみても分からないものが山ほどあります。そんな時に、友だちや先輩、先生とかに出会ってアドバイスをもらわなくては、にっちもさっちもいきません。
その大学に友だちがいない場合は、勇気を振り絞って隣の人とか、面倒見の良さそうな人に話し掛けなくては、何もスタートしないのです。
それから比べたら塾での質問なんて、ラクなもの。
というか、「わからない時にどうするか?」という判断ができるようにしていかないとだめだと思います。これが、できないと社会人としても通用しません。
「激しく泣いている赤ちゃんを落ち着かせる方法。」
赤ちゃんの背中に手をそえたり、胸に手を置いたりすると、呼吸とともに背中や胸が膨らんだり縮んだりするのがわかります。その呼吸に、こちらも息を合わせるようにすると、赤ちゃんは落ち着いてきます。
私たちの不安の理由は、「個として投げ出されている」ように感じることだという説があります。ひらたくいうと、「一人ぼっち」「自分だけ」と感じるときに、人間は不安になるものだということです。
そんなときに、自分の呼吸のリズムが他の人と共有されると。受け入れられているという感じになるということです。慣用句の「息を合わせる」というのは、深い意味があったのです。
□心理学で、1対1で話をする場合、相手と同じ動作をすると安心感が生まれるという「ミラー効果」という用語がありますが、息を合わせると同じこと。