2019年12月4日、アフガニスタンの東部ジャラーラーバードにおいて、車で移動中に銃撃を受け亡くなった医師、中村哲さん。その方の著書である「アフガニスタンの診療所から」(ちくま文庫)を読みました。病気の背景には食料不足と栄養失調があると考えて
「100の診療所より、1本の用水路を」と、2003年からアフガ二スタン東部で用水路の建設に着手しました。これまで約27キロが開通しており、今もなお、農民65万人がこの用水路のおかげで暮らしています。
□日本社会では、「ボランティア」という言葉も安くなった。これはもともと英語で志願兵という意味さえあるが、それほどの真剣さが無くなった。
□「人のやりたがらぬことをなせ。人のいやがるところにいけ」
□「人は生きているのではなく、じつは生かされているのだ」
そして、
□照一隅(いちぐうをてらす)
意味は、「自分が置かれた場所で、一つのことに最善を尽くす」です。
春は、出会いと別れの季節。