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目標を紙に書こう

青山学院の原監督の著書「青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」(アスコム)
より、目標設定についての項目です。4月を前に、新しい目標を決めてはいかがでしょうか?

□ビジネスの現場から陸上界に持ち込んだノウハウのひとつが、「目標設定と管理」。利益を追求する企業では当たり前のノウハウ。会社全体の目標があって、部署の目標があって、個々の目標がある。

□目標を管理するうえで大切なことは、設定した目標を紙に書き出だすこと。目標を貼りだし共有することで、メンバー全員の頭に目標が刷り込まれ、実現につながっていく。

□どこのチームにも目標があるが、目標があるのは監督の頭の中だけというケースが多い。選手それぞれの目標に対する意識が希薄。つまり、選手はなにも考えずに上の言うことを聞いているだけ。目標に対する意識を高めるために、目標管理ミーティングを行った。

紙に志望校を書いて貼りだしてはいかがでしょうか?

キャプテンとは

キャプテンを「父親・母親」「教師」に置き換えて読むことができます。

□私がキャプテンに求めるのは、チームの空気を変えられるかどうか?チーム全体が一番つらいときに、明るく前向きな空気をつくれるかどうかが、キャプテンの大きな役割。例えば、長期間にわたって選手の走力を強化していく夏の合宿では、故障を抱えたり、タイムが伸び悩んだり、なにより疲労の蓄積で次第にチーム全体のテンションが落ちていく。そういうときに、テンションが落ちた選手を奮い立たせるような言葉を言うのか、一緒になって弱音を吐くのか。キャプテンが口にする言葉次第で、チーム全体の空気が大きく変わる。

□キャプテンに求められることは多いが、大切なのは、物事を前向きにとらえて、それを周りに伝える言葉を持っているか、ということに尽きる。

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