「子供は、子供のためを喜ばない」
だいたい親の苦労は子供にはストレートに伝わらないという、元も子もない言葉ですが、解釈はこうです。数年前にある雑誌に特集されていた、「親子間のコミュニケーションを断絶させないリビング」だとか「読書が好きになる子供部屋のアイデア」なんていうのは、結局はムダになりますよというメッセージです。コミュニケーションをするためだったら、シンプルに話をするほうが圧倒的に手っ取りばやいもの。
自分の子供時代を振り返れば、「親子間のコミュニケーションを断絶させないリビング」だとか「読書が好きになる子供部屋のアイデア」などが、ずれているなあとカンタンに分かりそうです。
『子供たちは自分自身の運命を持ってうまれてくる』