・親子の信頼関係が、子供の自尊心を伸ばし、やる気へと導いていく。
・ポジティブ思考は、子供に伝染する。
・自分の子供だから自分と同じ生き方をする、と心のどこかで決めつけてしまう。子供の能力も自分と同じようなものだと思ってしまう。そして、自分が無理だと諦めてしまったことは子供にも無理、と考えるようになる。大切な子供だからこそ、失敗しないように、痛い目にあわないように、一番帰化道で幸せな人生を送らせたい。だから無理なことはやらせない。無意識のレベルでそのように考えてしまうのだろう。
でもそれは、子供の可能性に制限をかけているのと同じではないか。子供を小さな枠の中に閉じ込めてしまっているのだ。
志望校を決める際にも、親が知らず知らずのうちに子供の可能性に制限をかけているケースが多々ある。「あそこは難しいから、うちの子には無理」「あそこはお嬢様学校だから、うちの子には無理」「あそこは進学校でとても厳しそうだから、のんびり屋のうち子には無理」無理な理由はいくらでも作れる。できる理由よりも「無理」な理由を考える方が楽だから。「無理」と言ってしまえば、その一言が、やらなくていい格好の言い訳となる。
親が無理と思えば、子供も間違いなく「無理」と思ってしまう。
負の連鎖反応だ。
人から聞いた曖昧な情報や勝手な思い込みで「無理」と決めつけたり、選択肢に制限をかけたりしては、子供の本当の能力を存分に発揮できる環境は選べなくなってしまう。それでは、せっかく持って生まれた子供の可能性に申し訳ない。
「難しいから無理・・・」
いいえ、今からやれば良いのだ。