新しい事業を生み出す、スタートアップ企業のための「リーン・スタートアップ」という方法論の中で、失敗の数をカウントするというやり方があります。失敗は、新しいことを学んだり、チャレンジして経験できた「失敗」を「学びの機会」として重要だと位置付けるのです。逆に検証段階での失敗の数が少ないと、本格的に市場展開する時に大失敗すると言われています。
同じく子どもたちについても、学びの段階で新しいことをやらなかったり、チャレンジしなかったりすることで「失敗する」経験が足りなくて、社会に出てから大失敗をするかも知れない、ということが言えるかも知れません。
今も昔も「可愛い子には旅をさせよ」は良い言葉だと私は思います。
社会に出るために積んでおきたい経験とは?
答・転んでも大怪我にならない経験
お皿を割ってしまいました
- 走り回っていて、お皿を割ってしまった。
- お手伝いで皿洗いをしていて、お皿を割ってしまった。
「お皿を割ってしまった」という事実は変わりません。このような状況では、どちらを叱るべきでしょうか?
当然、①は怒って、②は「次からきをつけてね」でスルーではないでしょうか?
では、勉強をしていなくて成績が下がってしまった、自分なりに勉強したのに成績が下がっつてしまっただといかがでしょうか?中学受験の親の心構えとして、結果ではなくプロセスを重視するということをシンプルに表す内容だと思います。