能力の低い人は、自己認知能力も低い、つまり自分が能力が低いということに気づく能力も低いということを指す。心理学の実験によれば、能力の低い人ほど自分の能力を過大評価し、能力の高い人は逆に自分の能力を過小評価するといった傾向が見られるのである。
できない人は、楽観的で自分の能力を実際以上に高く見積るため、自分の能力不足をしっかりと認識できず、薄っぺらい自信を持ってしまう。その結果、成長軌道に乗れず、なかなかできるようになっていけない。それに対して、できる人は、不安が強く、自分の能力を実際以上に低く見積もるため、自分はまだまだ力不足だと感じる。それが成長の原動力となって、ますますできる人になっていく。
「自信をもて」というポジティブメッセージは大事だが、時として自分の中の自信のなさや不安としっかり向き合い。それを成長に繋げていくことが大切なのである。
自信がない
うちの子は自信がない・・・を上手に活かせば、プラスになります.