・問題にうまく対処する第一歩は、問題に感情で反応しないことだ。
・父親の方が優れているのは、遊びの要素を子育てに入れられるところ
・早期教育は、無理に情報を詰め込んだり、具体的な成果を求めてやらせたりするのはNG
・未熟な脳に負担をかけて「学習は辛い」という記憶がつくられてしまうと、結局、勉強嫌いの子どもを作ることになってしまう。
・共感を示せば子供は親の言うことをきちんと聞くもの。
・テレビをつけっぱなしにすると、「集中して見ない、聞かない、人の話を聞き流す」といった悪い習慣が身についてしまいがち。
・習い事は水泳がおすすめ。きちんと大人の話を聞かないと溺れてしまうので、脳の本能を鍛えるには良い。また、自己保存の本能が働いて水を怖がるが、それを乗り越えることで、本能の過剰反応を抑える経験を積むことができる。
・子供の前で、「あんな子に負けちゃダメよ」「あの先生はダメね、ちっとも成績を上げてくれないじゃない!」は禁止。親が他人をバカにすれば、子供も他人をバカにするようになる。
・学校や塾などでは、先を急ぐあまり「だいたいわかった、できた」という状態でよしとしてしまいがち。
・「完璧に」とは、自分の言葉で説明できるまで。
・放任主義が良い訳が無い。子供というのは、さまざまなシーンで判断を誤ったり、どうして良いかわからずに迷ったりする。うまく子どもを導くために、鍵となるのは、「良い質問を投げること」。「あなたはどうすれば良いと思う?」「どっちを選ぶ?」
・先取り学習の悪い点は、聞き流したり、学校の先生を尊敬しなくなったりすること。
・脳が疲れていると感じたら、楽しい会話。
・言葉は不完全なので、完全に正しいことはあり得無い。その言葉を、不完全な我々が精一杯に選んで話したところで、これまた不完全な相手にうまく伝わる保証などどこにもない。