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ライナス

ライナス

漫画「PEANUTS(スヌーピー)」に、毛布を持った幼い天才、ライナスがいます。チャーリー・ブラウンたちが困っているときは、含蓄のあるアドバイスをしてくれたりします。

□元気だせよ。勝つより負ける方がためになることが学べるよ。

□彼女がほんとに君を好きなら、どんなものをあげたって喜ぶよ。

□何を信じてもいいんじゃないかな?真剣な気持ちを失わない限り。

「毛布」に関連して、もう一つ。

心理学者ハリー・ハーローは、針金製と布製の代理母模型を用いてアカゲザルを使った愛着の実験をしました。アカゲザルの子どもを、針金で作った母親には哺乳瓶をつけてミルクを飲むことを可能にし、毛布の母親には哺乳瓶をつけずに、ただ暖かく肌触りの良い模型を用いて育てたところ、お乳をもらえるかということに関係なく、暖かい肌触りの母親に強い愛着を示しました。

このことから食べ物を与えてくれるから愛着が形成されるというよりも、ぬくもりのある対象にたいして形式されることが考えらています。

「毛布のようなママであれ」

母音の連続

井上ひさしさんの著書に「日本語教室」(新潮新書)があります。上智大学で行われた講義の内容をまとめたものです。

□本居宣長の歌に<しきしまのやまとごころを人問わば朝日に匂う山桜花>というものがあります。「やまとごころ(大和魂の意味)」の母音は、「アアオオオオ」です。やまとことばには、こういう母音の連続が非常に特徴的にあるということです。

この文を読んで、私は横浜市港南区の地名である<上大岡(かみおおおか)>を連想してしまいました。日本語は、子音で終わらず、母音で終わることが特徴です。この必ず母音が入るという影響で、どうしても一つの語が長くなる言語でもあります。

□ところで、英語やフランス語だと2時間くらいで終わる芝居を日本語に翻訳して上演すると4、5時間もかかることをご存じでしょうか。「わたし」と「I」「Je」を比較してみるだけでわかりますね。ですから、今の若い人たちがテンポの速い曲に英語の歌詞をつける気持ちはよく分かります。英語なら10秒で言えることが、日本語では13秒かかるからです。だからといって、一人称を「わ」だけに略してしまったら、どうなるでしょうねえ。

英語の発音を練習する前に、日本語を「きれいに話せているか?」は大切。中学生や高校生になって、国語の授業中に音読をさせる先生はほとんどいないのではないでしょうか?小学生のうち、それも低学年のうちは、「音読」を意識的に大切にされてはどうでしょうか。

特に低学年のうちがポイントです。題材は、小学校の教科書でも良いと思います。

ストレスチェック

□ドミノの2個目がすでに置けないぐらいに気が弱い。

□電車で、オッサンとオッサンの間にはさまれ、自分もオセロのようにオッサンになった。

□早く家を出たいのに、長靴しか靴がない。

□「最初はグー」のタイミングがどうしても合わない。

□枝豆を食べたら、豆が飛んでいってしまった。

□ブログを始めたが、書くことがない。

□子どもと影ふみをしていて「お母さんの影うす~い」と言われた。

□ドミノの2個目がすでに置けないぐらいに気が弱い。

□サラダバーなのにコーンしか食べられない。

□サーティワンのトリプルの一番うえがごろっと落ちた夢をみて、目がさめた。

□日本地理に関する知識が、すべて「桃太郎電鉄」だ。

□生命線を邪魔する線が出てきた。

□手相鑑定士に「何も線がありません」と言われた。

□助手席の人が信号が青に変わるたびに、「ほら青だよ」とうるさい。

□アンパンマンの敵を「クロワッさん」「ミスドマン」とか勝手に考えた。

□ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらいたいときがある。

□隣りの人が問題を読むたびに「ジャジャン」と言っている。

□昼寝すると、夜眠れなくなるのが最大の悩み。

raspberry bottle in close up photo
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