「自己暗示」
偽の薬も本人が薬と信じて飲むと、症状に改善が見られることは医療の世界でもよく知られています。これは、「プラシーボ(プラセボ)効果」と呼ばれるものです。咳や頭痛などの様々な症状に対して21%〜58%の効果が認められています。そして、この効果は、自己暗示でも表れると言われています。
「〇〇を○分で行う」「今日は〇〇を必ずやる」などと、小さな目標を声に出して言い、自分に言い聞かせることで、脳を「やる気」にさせることができます。このとき、声に出すのがコツです。自分の声を耳で聞くことで聴覚に働きかけ、脳に強く刻み込むと、より効果が高まります。