石川町駅中華街口から徒歩30秒
中学受験国語専門塾です

将棋

将棋の佐々木大地七段の話が、2024プレジデントファミリー冬号に掲載されていました。佐々木さんが、「子どもが将棋をする良さ」を語っている内容が示唆に富みます。要約してお伝えします。

「将棋は、自分の決断によって全て決められる反面、勝敗に関しては自分が全責任を負います。ですから軽はずみに動かず、慎重に読みを入れてから決断を下すクセが身につきます。指手が一手ごとの秒読みになった際、先を読みきれぬまま思わず駒を動かすことを「指運」と呼ぶことがあります。でも結局、着手を選んだのは自分の実力に裏付けられた直感ですから、運とはなかなか言えぬものでもあります。それに審判もいません。プレイヤーのどちらかが自分から負けを宣言して初めて終了となりゲームは、すごく少ないと思うんです。負けた全責任を自ら引き受け、感情をコントロールして、相手に負けましたと告げる。メンタルがすごく鍛えられます」

私は、将棋教室などで楽しみながら勉強し、大手塾ではなく、時間的にも融通のつく個人塾などで中学受験勉強をできた生徒がいたら、本番にもの凄く強いと思います。低学年から、塾漬けにするよりもはるかに良さそうです。

もちろん、将棋ではなく水泳やピアノ、公文、英語などの習い事も大変良いと思います。囲い込みのための、大手塾の戦略に乗るのは慎重に。

illuminated night view of nagoya castle
Photo by Mateusz Walendzik on Pexels.com