好きなことを仕事にしている人は、たいてい、尋常ではない努力をしています。
漫画家でも、音楽バンドでも、スポーツ選手でも、子どもたちの憧れの職業の一つとなっているスポーツ選手でも、一般から「好きなことで稼いでいる」と見られている人たちは、みんな凄まじい努力を重ねています。だからこそ、競争の激しい「レッドオーシャン」の中で生き残ることができるのです。
どんな仕事であっても、課題に取り組んで困難を乗り越えた達成感(ドーパミンが出る体験)を回しさえすれば、好きになっていくものです。目の前の仕事に全力で取り組めば、「やるべきこと」を「好き」に変換できるのではないでしょうか。苦手な教科もその要素は必ずあると思います。
私は、中学受験に携わる仕事が好きです。新入社員の頃に好きだったかというと正確に言えば覚えていませんが、今以上に好きではなかったのは間違いありません。その時、その場で自分なりに全力で取り組んだことで今があると思います。そして、全力で取り組もうとう気持ちにさせていただいた生徒や保護者の皆様に感謝です。