「子育て」のために、ホモ・サピエンスは「核家族」を発明した、「育児を可能にする持続的な夫婦関係」の有無が、ゲノムが99.6%共通するチンパンジーとの違い。チンパンジーには、「夫婦関係」がなく、群れではメスを庇護するオスが次々と替わり、父娘関係も確定ができない。つまり、人類の「家族」は「子育て」と強い関係にある。「子供を賢くする」というのは、単に知識を子供に叩き込むということではなく、「自分の子供を愛しているから、幸せになって欲しい」という愛情が原点となるのだ。
こう考えると、「子育て=教育」の原点は、「親の愛情」であり、国や公的機関がコントロールしようとしても簡単にはいかないのは当たり前のように思えてくる。
そして、中学受験は「親の愛情」ゆえの選択であることを私は知っている。
※まだ三が日だというのに、固い話になりました。しかし、2025年1月3日は仕事始めでもあります。