アスリートというと、どうしてもメンタルが強いというイメージが強いが、サッカーのイニエスタ選手やブッフォン選手といった超有名選手でさえも、うつ病を告白したように、時にはマイナスな気持ちになることもある。どんな選手だって、アスリートである前に人間である。そう考えると、中学受験生である前に、小学6年生だし、その前に一人の人間であることを忘れてはならない。
メンタルを強い、弱いで判断すると、常に強くないといけない気がしてしまう。落ち込んでいることを「ダメな状態」としてしまうと、強い自分を演じようとする。そのごまかしは、最終的に自分を追い込むものになる可能性がある。
メンタルは強い・弱いではなく、整えるものと考えたい。