「学歴」を必要とする時代は終わったと言う意見もあるが、現在、学生である立場の子供たちに伝えていいかどうかはしっかりと考えた方が良いだろう。私は塾講師の立場であることを差し引いても、学歴もお金も、頑張った努力の結晶なので、それはそれで称賛に値すると考えて良いと思う。また、両者ともあっても基本的には損をしないものだ。また、学歴なんて関係ないと「成功した有名人」が言うこともあるが、一生懸命に頑張ること、そしてその主人公である受験生を支える家族も絆の素晴らしさは十分理解しているつもりだ。
ただし、お金持ちでも使い方を誤ると酷い目にあうことがある。もちろん、お金を賢く使って、人生を楽しく生きることもできる。学歴も同じで、使い方次第の要素が大きい。少なくとも学歴を自慢して、他人をマイナスに見るような嫌なやつにはなって欲しくないと思う。そして、私の教え子の中には、そんな人は一人もいないと信じている。
追加:学歴が関係ない社会になったと言われるが、そんな話は私が小学生だった時代からあったわけです。最近の若者はだらしない・・と同じようなものではないか?とも感じる今日この頃です。そして、目の前で入試に向けて悪戦苦闘をしている子供たちは、昔から尊いのも変わりありません。