サンデーショック

中学入試には、サンデーショック（一部サンデーチャンスと呼ぶ塾もあります）という言葉があります。一部のキリスト教系の私立学校が、礼拝や安息日の関係など宗教上の理由から、2月1日に入学試験を実施している学校が、翌2月2日に変更することを呼びます。

私は、ある教育関係者が集うミーティングで以下の発言をしました。

①前回の2015年度から、私学の状況（難易度や志向）が大きく変化している。

②東京女子最上位（御三家狙い）の影響は大きいが、受験生全体への影響はそもそも少ない。

③サンデーショックの年だけではなく、「情報戦」は毎年のこと。

前回のサンデーショックは、11年前なので「その年に塾講師ではない」先生もたくさんいます。実際に体験していない先生が「サンデーショックとは・・・」と語るのは、どうでしょうか？それは、行ったこともない外国の解説をするようなものではと思います。（ちなみに私は、１９９８、２００４、２００９、２０１５年度と4回体験しています）。

私は、以前、講師研修の場で「保護者から聞かれた内容について、知らないことは知らないと言え。後日、調べてからご連絡しますというのが誠実な対応だ」と話してきました。この点は、塾としてのスタンスを判断するヒントになるかもしれません。