砂漠を旅行したことがあります。夜は砂漠の真ん中で、寝袋に入って寝るわけです。離れたところでトイレをしようと寝袋を離れたら、戻れません。方向感覚も距離感覚も簡単に怪しくなってしまう。
だから夜、砂漠で野営地離れる時は、懐中電灯は持っていくのではなく、明かりをつけれ寝袋のところに置いておくのが大事なんです。その明かりを見失わないように離れれば、容易に元の場所に戻ることができる。「哲学」というのはその懐中電灯のようなものでしょう。
「哲学」が明確だと、迷った時に的確に方向を選び取っていけます。そして、その「哲学=生き方」を学ぶのが学生生活ではないでしょうか?
