2011年にフィンランドに行ってきました。
フィンランドの学校では、非認知能力の向上のために、講義形式の授業だけではなく、グループワーク、クイズやゲームなど、様々な活動を取り入れています。(現在は、ICT教育ではなく、紙と鉛筆による学習に切り替えたというニュースもありました。)日本でも同様の活動をしている学校や塾などの教育期間もありますが「他人や他のグループとの勝負に勝ったかどうか」という上手くいったか、競争に勝ったかどうか?という「評価」に最終的にはつながっている側面があります。挙句の果てには、親から「それをやることで成績は上がるのですか?」という質問やご要望をもとに、取り組みそのものが変化、もしくは中止になることすら出てきている状況です。
非認知能力は、例えば、学習を楽しめるか?難しい課題でも前向きに取り組めるか?できない場合も我慢強くチャレンジできるか?という能力です。認知能力(=テストの点数)にこだわり過ぎることで、非認知能力を鍛える場面が少なくなり、結果としてテストの点数が上がらないと言う悪循環になってはいないでしょうか?
あらためてチェック!
お子さんは、
学習を楽しめていますか?
難しい課題でも前向きに取り組めていますか?
できない場合も我慢強くチャレンジできていますか?
目先の点数が高くても、上記のよう土台が固まっていない場合は、今後の成績が心配です。(というか、確実にどこかで破綻します)
