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中学受験国語専門塾です

40歳

受験生を支える親として「自分と同じ年になった時に我が子が幸せになれているか?」という視点はとても大切だと講演会などでお伝えしています。例えば、我が子が40歳になった時のことを想像してみましょう。家庭を持ち良き父親や母親として子育てをしているかもしれせん。会社の中でもそれなりのポジションで部下を持ち活躍しているかも知れません。ひょっとしたら、国境を越え海外で生活をしているかも知れません。いずれにせよ、その時に我が子に幸せでいて欲しいのは親の願いであると思います。

このように「長い目で我が子を幸せにするにはどうしたら良いか?」という視点が持てていれば、最近の模試の成績が良くなかった、なかなか親の言うとおりに勉強してくれない、反抗期に入ったようだ・・という小学生であれば、誰しもが通るであろう事実に必要以上に悩んだり、落ち込まずに済みます。中学入試に関して言えば、「たとえ入試で不合格になっても、頑張って取り組んできたことは絶対に無駄になるはずがない。思うような結果でなくても、我が子はこの経験をバネにして次のステージに立ちむかえるはず。だから、結果を恐れず、今にチャレンジすることが大事なんだ」と親が思えている子どものメンタルは間違いなく安定します。私は、中学入試は合否にメンタルが影響する割合は非常に大きいと思っています。入試前になればなるほど、メンタルの安定が爆発的な成績の向上にも繋がります。逆説的ですが、「不合格になっても良い」と思うスタンスが「合格を生む」という結果に繋がることが多いのは、経験上確かなことです。

一度、「我が子ではなくて、親戚の子だとしたら我が子はどう見えるのか」ということを試してはいかがでしょうか?塾通い、頑張ってませんか?難しい問題を解けてすごいと思いませんか?

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