日本では、お客さんの時は世界最高のサービスを受けることができます。しかし、その分、働く側に回った時のストレスも世界一なのではないでしょうか?商品の価格帯にかかわらずファーストクラスのサービスが当たり前。お客さんの期待値が高すぎる。「客は天国、労働者は地獄」の格差社会です。レストランで、ホテルで、そして学校でも同じようなことが起きています。
フィジーでは、小さなカフェで大声で店員さんを呼んでも気づいてくれないことがあります。店員どうしでおしゃべりに夢中だからです。しかし、それが普通なので、過剰なサービスを要求するモンスタークレーマーもいないと言います。自分にもゆるいので、他人にもゆるいと言うわけでバランスが取れているのです。
過剰なサービスを求めることは、いつかは自分に返ってくる。そのことをみんなが忘れない世の中になると、今よりも住みやすい日本になるのではと思います。
